別視点ガイド
▲ドネルケバブマニアのメルツさん くるくる回る巨大な肉塊、香ばしくただよう肉の匂い……。 つい手を伸ばしてしまう料理、ドネルケバブ。 そんなドネルケバブに、6年前に魅了されたメルツさん。 あまりに食べ歩きすぎて、70名以上のドネルケバブ屋さんとSNSで…
「プーパッポンカリー」をご存じですか? タイで親しまれている名物料理で、端的にいえば「蟹のカレー炒め」である。 ぶつ切りの蟹をカレーソースで炒め、卵でとじる。 調理の段取りを文字で追うだけで、こんなのうまいに決まっている。 なかでも海鮮レスト…
豚足が好きだ。 読んで字のごとく、豚の足そのまんまのあの形状。 むさぼり食らっていると、原初の記憶がよみがえるようだ。これぞ、食事という体感。 プルプルとした食感も食欲をそそる。 日本では豚足を主菜にご飯を食べることはあまりしないが、お隣、台…
東京は山手線の駒込駅から徒歩3分。 駅前の喧騒(けんそう)もやや落ち着いたエリアに「多満 × 猟師工房」はある。 大きな丸に「た」と描かれたちょうちんが目印だ。 普通の居酒屋さんのような、なんの変哲もない外観だが、このお店の売りは猪(イノシシ)と…
秋葉原の「ヘンリーズバーガー」は超粗挽き肉の黒毛和牛100%ハンバーガーが楽しめる。 焼き肉の名店「炭火焼肉なかはら」を経営する中原氏が、和牛のおいしさをリーズナブルに味わえるようにと始めたお店だ。 メニューはシンプル。 メインは基本的にハンバ…
蟹とんこつラーメン。美味しそうな組み合わせではあるが、まったく耳なじみのないジャンルのラーメンが水天宮前に降臨したと聞き、早速出動。「crab台風。」という、これまた不思議な名前の店に足を踏み入れ、「蟹そば」を味わってきた。 エリア水天宮前 (東…
みなさんはタイの地獄寺をご存じだろうか? ほとんどのかたが見たことも聞いたこともないだろうから、何枚か実物の写真をお見せしよう。 これがタイの地獄寺である。 血みどろで怖いんだけれど、どこかポップで明るいムード。 約3万あると言われるタイの寺院…
ソーセージが好きだ。 プリッとした食感、ジューシーにしたたる肉汁、かわいい造形美……。 なにをとっても文句のつけようがない。 朝飯に1本加わるだけで、どれほど多くの人を幸せにしたか。 ライフオブクオリティーの向上にかかせない幸福の聖棍(せいこん)…
「中国でザリガニが爆発的ブームになってる」 そんな情報をネットで見かけた。 なんでも中国国内にあるマクドナルドの店舗数を、ザリガニ専門店が抜いたとか。 中国の吉野家にはザリガニ丼もあるらしい。 ザリガニ食に親しみのない私からすれば、にわかに信…
『千と千尋の神隠し』が好きだ。 ノスタルジックな世界観もグッとくるし、ストーリーも当然いい。カオナシやくされ神なんかのキャラクターたちも、見ていてクセになる。 なかでも強烈に記憶に残っているシーンがある。映画冒頭、千尋の両親が豚になるシーン…
こちらは見ての通り、ナポレオンの肖像画。ぽつぽつと点描のように描かれてるが、意外なもので出来ている。 なにで出来てるかお分かりだろうか!? なんとワインのコルクなのです! 肖像画1枚に使われるコルクはなんと2000個! 彩色を一切加えず、ありのまま…
みなさんはチャバタというパンをご存じだろうか。 チャバタとはイタリアで定番の食事パン、らしい。 「らしい」というのは、私自身、チャバタが具体的にどのようなパンか思い浮かんでいないからだ。 見たことがあるような気がするし、食べたことがあるような…
墨田区千歳。 都営新宿線森下駅近くの落ち着いた雰囲気の住宅街に、ドアをめいっぱい開いた開放的なお店があった。 店頭の黒板には不思議なキャッチコピーが描かれている。 「活版印刷と立ち呑みの店」と。 ▲活版印刷機をバックにインタビューをおこなった …
タイ・バンコクに「ロボットが給仕するレストランがある」、そんなうわさを聞きつけた。 日本のロボットレストランには行ったことがある。新宿歌舞伎町のそのお店は巨大ロボットたちがきらびやかでギラギラな舞台で踊り、演じ、美しいダンサーたちが華を添え…
「セントラルワールド」はタイ・バンコクの中心地にある巨大ショッピングモールだ。 8つのフロアから構成される建物は、ファッションからアート、食事、映画館まで全方位網羅する定番の娯楽スポット。 現地っ子から観光客まで多くの人が押し寄せる。 そんな…
「痩せたい」 ここ数年、寝ても覚めても口にしてるセリフだ。 油ギトギトのラーメン二郎を思う存分すすった直後、ケーキバイキングでケーキの山と戯れた直後、束の間おとずれる賢者タイム。先ほどまでの出来事はなかったかのように「痩せたい」と口にしてい…
牧場のしぼりたて牛乳で作ったソフトクリーム。このフレーズに魅力を感じる人にぜひお伝えしたい! 海浜幕張「牧場創菓momom」には、ソフトクリームをたっぷり乗せた過激な牛乳食パンのメープルトーストがあります。ちょっと何言ってるかわからないと思うの…
世界に飛び立つ日本のkawaii(かわいい)文化! 当然、タイも例外ではない。 タイ・バンコクにある「ユニコーンカフェ」は、kawaiiがぎっしり詰まった空間。 ユニコーンがメインモチーフ。カラフルに光輝く店内はきゃりーぱみゅぱみゅのPVの世界をほうふつと…
小倉ホットケーキと聞けば、ホットケーキにあんこが添えられているんだろうな、と思うじゃないですか。だがしかし。阿佐ヶ谷の老舗和菓子店「とらや椿山」では、ホットケーキがあんこの海に浸かっているっていうんですよ。もちろんすぐ確認に行きました。結…
コッペパンブームが到来している。 街では次々と専門店がオープンし、パン好きな私としてはとてもありがたい思いだ。 今回は、コッペパンブームの中、私がメロメロに腰砕けにされているコッペパン専門店をオススメさせていただきたい。 日々、私を腰砕けにす…
神社の入り口に置かれている狛犬(こまいぬ)。 左右一対になっていて、一方は口を開いた「阿(あ)像」、もう一方は口をきゅっと閉じた「吽(うん)像」だ。 目にする機会は数あれど、注目して見ている人はさほど多くないだろう。 「狛犬って、どこも同じで…
東京・三河島の老舗の和菓子屋さん「江戸うさぎ」の店長から、新作のネーミングについて相談をされた。添付された新作の画像を確認したうえで、いろいろと突っ込みたいこともあったので、ひとまず店に出向いた。キーワードはおじさん。皆さんもどんな名前が…
かつての生スイーツブーム時、生キャラメルを筆頭にあらゆる”生”で日本中が口の中をとろけさせていた。生カステラも然り。中からとろりとカスタードが顔を出すまん丸カステラ。そんな認識だったのだが、千葉・割烹 金田屋の「生カステラ」は全く違った。これ…
東京都にありながら、竹芝ふ頭から24時間の船旅でしか上陸できない、小笠原諸島・父島。この島で伝統的に食べられている陳食材が、アオウミガメだ。年間135頭まで捕獲が許されているというその肉の味は、いかなるものか。気になって仕方ないのではるばる「島…
みなさんはブルーパブをご存じだろうか。 ブルーパブとは小さな醸造所つきのパブのことである。作りたてのクラフトビールをその場で飲める地元密着型のお店というと分かりやすいかもしれない。 なんだか考えるだけで心が躍る存在だ。 ところで先日、東京都の…
東京から358km南に位置する絶海の孤島・青ヶ島。 島民およそ170名。面積、約6㎢の小さな島だ。 世界的にも珍しい二重カルデラを有しており、海外で発表された「死ぬ前に見たい世界の絶景13選」に日本から唯一選ばれた。 ただし、たどり着くのが難しい。アク…
『ぐりとぐら』。 『おおきなかぶ』。 『かわいそうなぞう』。 子どものころに何度もくり返し読んだ絵本は、いつまでも思い出として残っている。 誰にだってそんな絵本が1冊や2冊はあるはずだ。 でも、大人になって読み返すチャンスはそうそうない。 高円寺…
私たちにとって身近な存在であるお弁当。 お弁当といえば、みなさんはどんなものを思い浮かべるだろうか。私は子どもの頃大好きだった母の手作り弁当の印象が強い。 彩りが乏しくて茶色の多い、だけど大好物が散りばめられた、母の甘やかしがたくさん詰まっ…
35歳を超えて、食が細くなってきた。 高校生の頃のように「量が多ければ多いほど良いお店」というジャッジをしなくなった。 子どもの頃、おかずをつまみに酒だけ飲んで、ご飯を食べない親戚のオジさんを「食の楽しさを失った哀れな生き物よwww」とあざ笑って…
東京・北区「榎本ハンバーグ研究所」は言わずもがなのハンバーグ専門店。店主自身が、あくまで真剣にハンバーグを楽しんでいる(遊んでいる?)とさえ感じるバリエーションが嬉しい。でも遊べるのは店主だけではない。自分だけのハンバーグをオーダーメイド…
福島の温泉宿に来ています。どうもこんにちは、別視点ガイドの松澤です。 さきほどから必死で吸い込んでいるのは「ソフトクリーミィヨーグルト」。飲むヨーグルトだ。メーカーは会津中央乳業。福島県内いたるところで目にするので手に取ってみたら、これがま…
東京・浅草橋の居酒屋風のイタリア料理店「東京MEAT酒場 浅草橋総本店」に行ってきた。もちろん、名物のミートソースを食べに、もとい、取材に行ったのだ。だって、「日本一おいしいミートソース」と名乗っているのだから。初めて行くなら、ソースは完食厳禁…
ピザ食べたいなって思ったらフラッと立ち寄って、石窯で焼かれた薄焼きのピザをサクッと平らげる。しかもそのピザ1枚500円でドリンクも1杯500円だったら、もうイタリアには行きません! 逆に! 東京・秋葉原「秋葉原500バル」ってお店でそういう気分になれる…
出世魚の代表格といえば、ブリだろうか。ハマチ→ブリといった具合に成長過程によって呼び名が変わっていく。だが、今回のテーマは出世魚ではない。東京・堀切菖蒲園で手動販売機という謎のスタイルを取り入れていた「立石バーガー」は「モッチーピザ」となり…
先日、友人と雑談をしていたら、不思議なお店の話しをしてくれました。 そのお店は中野駅にあると言います。 職場の連中と飲み会をして、ほどよく酔った中野の夜。ハシゴをしようと適当にはいったお店でこころよく迎えてくれたママさん。 どこにでもあるカラ…
将来を有望視されていたバレーボール選手が練習で膝を故障したとき、応急処置として腫れあがった患部に馬肉を当てて重症にならずに済んだってマンガ、なんでしたっけ? ま、できれば馬肉は当てるより食べたいですよね。東京・田町「馬肉バル跳ね馬 三田店」…
東京・不動前「Garden」のバーテンダーさんがスゴイらしい。フレアバーテンダーの世界チャンピオンなのだ。フレアショーを見たことがあるか? 見たことないなら、気を付けろ。目の前でボトルやシェーカーがクルクル舞う光景があまりにエキサイティングで、人…
東京・笹塚、下北沢に 「遊園地 × 劇場 ×料理」 の3要素が組み合わさったエンターテインメントレストランがあるという。 その名も「新空間ネバーエンディングランド」。 テーマパークやマイケル・ジャクソンにつぐ、夢と冒険の国の創造主が東京にあらわれた…
世界は広い。まだ食べたことがないものを食べるのはワクワクするものです。身近な中華料理でさえ、日本で食べられるものはきっとほんの一部。でもね、中国でも一店舗でしか提供されていない幻の中華スイーツが、千葉・冨里「中華料理エムズスタイル」で食べ…
新連載! 東京別視点ガイドの松澤さんが『メシ通』に登場! 毎月東京を中心に珍スポットをご紹介します。栄えある第一回は、、、雷が鳴り、豪雨が降りすさぶお好み焼き屋さんです。 雷とどろくお好み焼き屋さんが存在する 雷とどろき、豪雨が降りすさぶお好…