家飲みで確実にテンションが上がる、ラクウマなホットプレートおつまみレシピ

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家飲みの重要なパートナーといえば、おつまみ
一人ならスーパーのお惣菜やスナック菓子で手軽に済ませるのもアリだけど、仲間やパートナー、大勢でわいわい飲むときにおすすめしたいのが“ホットプレート料理”。ホットプレートは作る過程も楽しめて、テンションが上がること間違いなしの万能アイテムです。
(休日に自炊意欲が著しく低下する筆者宅のマストアイテムでもある)
(ゲストも調理に巻き込めばいいよ)


今回は、筆者が実際にリピートしている中でも特にちゃちゃっとできて、家飲みパーティやおもてなしにも使えるホットプレートレシピを3つご紹介します。
簡単&楽しい&見た目も良しと、どれも女子ウケ確実だしめっちゃウマいよ! 

 

【白ビールでアクアパッツァ】

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タイトルで作り方が想像できた人、だいたいそれで合ってます。
簡単なのに見た目がゴージャスなアクアパッツァ。オサレな響きで何度でも言ってみたくなるアクアパッツァ~。ところが筆者宅は白ワインを常備していないので、今回は白ビール(小麦を多く使ったビール)で作ります。一般的な大手ビールメーカーの缶ビールでもいいですが、白ビールの方がもっと美味しくなります。

 

【材料】(3人分)

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  • 好きな白身魚 人数分(今回はタラの切り身、塩胡椒して小麦粉をまぶす)
  • あさり 250~300gぐらい(砂抜きしておく)
  • エビ 8尾(塩胡椒しておく)
  • ミニトマト 1パック(半分に切る)
  • にんにく 2~3片(みじん切り)
  • オリーブオイル プレート全体に行き渡るぐらい
  • 白ビール 200~300mlぐらい(今回は『BLUE MOON』)
  • 野菜やハーブ 好きなだけ(今回はしめじ、エリンギ、アスパラ、ディル)

 

【作り方】
①200℃に熱したプレートにオリーブオイルをひき、にんにくを炒める。

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②香りが出たら魚とエビを入れ、焼き色がつくまで焼く。

 

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③残りの具材を入れ、じゃーっとビールを回しかけて蓋をする。あさりの口が開くまで3~5分程度蒸して完成。残ったビールはその場で飲みましょう。幸せ。

 

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味付けは魚貝の旨味と塩胡椒、ビールのみ!
ほのかな麦の甘味を感じながらも、白ビールに含まれるハーブやスパイスが爽やかさをプラス。いい仕事をしてくれます。アルコール分は飛ぶので、ビールやアルコール臭さは全く感じません。今回は白ビールの中でもオレンジピールやコリアンダーなどが入ったフルーティなベルジャンホワイトを使いましたが、一般的な缶ビールでも大丈夫。炭酸で魚貝がふわっと炊けます。旬の魚を丸ごと使うとインパクトも抜群!

 

〆は水を少し足して、かために茹でたパスタを投入。

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魚貝の旨味をたっぷり吸いこんだイケメンパスタに!
(これだよね! むしろこれがメインでもいい!)
そのままでもいいですが、コンソメを適量加えるとよりしっかりした味になります。バゲットを浸してもいいし、ご飯を入れて粉チーズを散らしてリゾットでも。旨味たっぷりのスープは1滴残らず堪能しましょう。

 

【シチューの素でシチューフォンデュ】

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保温モードで具材やフォンデュソースが常にアツアツ!
固形燃料を使わないので安全!
具とソースのアレンジで自由自在! 

――と、良いことづくめのホットプレートフォンデュ。
以前はチーズでやっていましたが、ちょっと目を離すと分離したり、ダマになったりと結構気を抜けないことが分かったので、お手軽な「シチューの素」でフォンデュします。顆粒なので溶けやすく、そもそも野菜やポークエキスが入っているのですんごい美味しくて楽チン!

 

【材料】3人分

  • 顆粒タイプのシチューの素 大さじ5~6杯
  • 牛乳 500㏄ぐらい(溶かしながら様子を見る)
  • チーズ(あれば) 適量
  • アレンジ調味料 バジルソース、味噌、カレー粉など
  • 好きな具 好きなだけ(今回はエビ、ブロッコリー、ウインナー、パプリカ、れんこん、にんじん、じゃが芋、ミニトマト、バゲット)

 

 

【作り方】
①鍋で牛乳を温めてシチューの素とチーズを溶かす。とろみが出たらカレー粉やバジルなど、ソースをお好みでアレンジして耐熱容器に移す。
②熱したホットプレートでエビやウインナー、野菜を焼いて一旦皿に取り出す。
③ブロッコリーや根菜類は水とともに入れて蓋をして蒸し焼きに。
④保温モードにして具とソースの容器をどーん!とのせたら完成。

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今回は左からバジル、白味噌、カレー。たぶん明太子やごまだれもイケます。
ビーフシチューの素にすれば絶対にワインと合うし、いろんな具材や調味料を混ぜて自由に楽しんで!

 

【餃子の皮でおつまみピザ】

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餃子の皮に好きな具をトッピングして焼くだけ。レシピというのもおこがましいぐらい簡単すぎる餃子の皮ピザですが、ここではお酒に合うトッピングを厳選。

 

【材料】3人分

  • 餃子の皮 好きなだけ(今回は30枚)
  • 調味料 好きなもの(今回は塩胡椒、マヨネーズ、味噌、みりん、酒、砂糖、七味)
  • トッピング 好きなものを好きなだけ(今回はネギ、しらす、みょうが、白ごま、刻み海苔、塩辛、チーズ、ミニトマト、ポテトサラダ)

 

 

【作り方】
①200℃に熱したプレート全体に油をひいて餃子の皮を並べる。
②皮に好きな調味料を塗り、好きな具をのせ、蓋をして1分加熱。
③皮がパリパリになってチーズが溶けたら保温にして完成。
 

以上。
では、激ウマだった酒の肴トッピング6選!
(作り方はタイトルで察してほしい)

 

ピザソース(ケチャップ)×ポテトサラダ×ミニトマト

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マヨネーズ×しらす×海苔×白ごま

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マヨネーズ×みょうが×ネギ×チーズ×白ごま

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甘味噌×ネギ×白ごま×七味

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※甘味噌=味噌とみりん、酒、砂糖を同量混ぜる。

 

マヨネーズ×塩辛×チーズ

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甘味噌×白ごま×海苔

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個人的に一番美味しかったのは、最後の甘味噌にごまと海苔たっぷりのピザ。
シンプルだけど、これがんまーいっ!! カリカリの皮に、少し焦げた味噌の香ばしい風味が加わってお酒もぐいぐい進みます。キムチや漬物、納豆、オイルサーディンも大人味のピザにぴったりです。薬味は贅沢にたっぷりとね!
※ただし、1口サイズですぐに食べられるだけに、意外と作るのに忙しいので、焼くだけの状態まで準備しておくか、大判の皮を使うことをおすすめします。

 

作る過程もエンターテイメントなホットプレート料理。
みんなで作って、みんなでハフハフ!

 

書いた人:山口紗佳

山口紗佳

ビアジャーナリスト/ビアテイスター 1982年愛知県出身、名古屋と東京の編集プロダクションで雑誌や広告、書籍の制作経験を経て、静岡県西部でビール代を稼ぐフリーライターに。休日はオートバイで食材調達ツーリング。ビールとバイクと赤が好き。

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